Medyでの質問に回答しました

Medyでの質問に回答しました

2022/9/24

初めまして! 僕の友達は偏頭痛持ちで少し人が多いところに行くとすぐに元気がなくなってしまいます、、 治してあげる方法というよりは、少しでも気が和らぐような、まさしくQOLを上げるような方法はありますか?

こちらの質問に回答します。

初めまして、ご質問ありがとうございます!
初めてのNo.1の質問で少し緊張しているかわしまです笑
さて、皆さん、知っていましたか?
頭痛には種類があること!そして、頭痛が出るタイミングが様々だということ!最初はまず、ご自身がどの頭痛なのかを理解したうえで、痛みや気分が和らぐ方法をお伝えしていこうと思います。簡単に書くので、またわからない部分があればおっしゃってくださいね!

今日のテーマは片頭痛についてです。



この内容はあなたがどの片頭痛に該当するのか、そしてどの対処法があなたに合うのかを知る事が出来るかと思いますので、ご自身の頭痛はどれに当てはまるかをご友人に聞いてみてください!(※登録ユーザー様のなかでも症状に当てはまる人が居ればお試しください)
結論として、1番お伝えしたいのは、頭痛はストレスで出やすいものだという事を理解しましょう!そして、環境や周囲の音、他の要因がある場合、出来るだけその場から離れて、頭痛が出そうなら早めに内服薬を飲んでしまいしょう。
痛みはない方が吉です!痛いからと市販薬を乱用してしまいますと、他の病気になる可能性もあるので用法要領を守りましょう。長期の服用は厳禁です。
そして、頭痛が続くなら早めに病院の受診を進めましょう!
私自身も、片頭痛と緊張型頭痛、群発性頭痛を持ち、日々生活をしているので片頭痛持ちの方の苦しさは理解しています。
私の場合、緊張型頭痛と片頭痛を通り越して、群発性頭痛までも出てくると、涙が出るほど痛くてどうしようもなく、のたうち回ることも何度もありますが、対処を知っているので、15分ほど休めばケロッと元気に動き回れるようになりますので、対処をまず知るというのは良い事だと思います。そして、ご友人のためというのが素晴らしいことです。
内容に触れていきますので、わからないことがあれば教えてください。再度解説します!
使い分けが重要なのでタイプ別で対処法をお伝えしていこうと思います。また、頭痛にはストレスが密接にかかわっていることが多いと言われており、そのことについてもお話しします。

【頭痛のタイプ別対処法】

1.緊張型頭痛について
この頭痛は1次性頭痛と言われています。
ご年齢や性別を問わず、誰もが発症する可能性のある頭痛と言えます。
メカニズムとしては精神的なストレス、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢を続けることにより、首や頭の筋肉の血の巡りが悪くなり、筋肉が緊張してしまうことで起こります。肩や首のこりに悩まされている人が多いのですが、これはメカニズムが似ているためといわれます。
 ①緊張型頭痛の主な症状
後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛みです。
痛みを言葉で表すと「重い鎖を頭にギューッと縛られている」ような痛みと表現する人もいます。
 ②細かな症状
 ・後頭部を中心に頭全体が締めつけられるような重い痛み
 ・毎日のように朝から晩まで1定の鈍い痛みが続く
 ・イライラする
 ・肩や首のこりを伴う
 ・パソコンを使った後に痛む
 ・軽いめまいを伴うことがある
 ・温めるとラクになる
 ③対策
ホットタオルやホットマット、入浴などで首や肩周辺を温めたり、ストレッチやマッサージをすると筋肉の緊張がほぐれるので効果的です。普段から長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスをため込まないように心がけましょう。
 対策のまとめ…
 【温めることが大事】蒸しタオルなどで温める!
 【適度な運動】同じ姿勢を続けない!立ってても座っててもできるストレッチがオススメ!
  ※頭痛日記をつけておくのをお勧めします!
2.片頭痛について
 緊張型頭痛の次に多い頭痛が片頭痛となります。
 20代~40代の女性に多くみられます。
 メカニズムとしてははっきりと解明されていません。
 頭蓋内の血管が拡張(広がって)して炎症を起こしたためと考えられています。
ストレスや疲労以外にも、女性に多いことから、女性ホルモンの何らかが関わっていると言われています。
 ①片頭痛の主な症状
こめかみの部分がズキズキと脈打つような強い痛みで光や音に敏感になったり吐き気なども出てきます。他にも、頭や体を動かすと頭に響いてさらに頭痛が酷くなる傾向があり、一部の方ですが、頭痛の前兆として視野の中にギザギザとしたり、キラキラした光があらわれることもあります。
 ②細かな症状
 ・「ズキン、ズキン」という脈打つような強い痛み
 ・頭痛が起きる前にチカチカ・キラキラした光が見えることがある
 ・月に1~2回起きる
 ・体を動かすとガンガンと頭に響く
 ③対策
頭痛が起きている時はなるべく血管を広げてしまう入浴や運動、マッサージなどは行わないことです。
痛む部分を冷やしたり、静かな部屋で目を瞑って横になり休むことがお薦めです。
(暗い部屋が好ましいです。)
月に2回以上片頭痛が起こる場合は、専門医を受診しましょう。
 対策のまとめ…
 ・こめかみを押さえて、血流を阻害する。
 ・こめかみを冷やす
 ・静かな部屋で休む
 ・月に2回以上片頭痛が起きるときは病院へ
 ※頭痛日記をつけておくのをお勧めします!
3.群発性頭痛について
群発性頭痛は男性が多くなると言われています。
群発性頭痛の数は少なく、希少タイプと言えます。
メカニズムとしては目の後ろを通っている内頸動脈が広がり炎症が起きるためではないかと言われています。
この炎症が起きる原因は未だわかっていませんが体内時計が関係しているのではないかとも言われています。
 ①主な症状
「目をえぐられるような」と表現される激しい痛みが出てきます。
一度症状が出始めると、1~2カ月間、毎日のように同じ時間に頭痛があらわれるようになります。本当にこれは地獄ではないかと思うほどです。
 ②細かな症状
 ・目をえぐられるような激しい痛み
 ・必ず頭の片側に起こる
 ・1~2カ月の間、毎日痛みがあらわれる
 ・痛みがあらわれるのは15~180分くらい(人により違)
 ③対策
 のたうちまわるくらいの痛みが出ることもあるので、専門医の診察を受けるようにしましょう。
 痛みがあらわれている時期は、飲酒や喫煙は控えた方が良いでしょう。
 日ごろから規則正しい生活を心がけることも大切です。
 対策をまとめると…
 ・専門医を受診
 ・禁酒禁煙
 ・普段から規則正しい生活を心がける
 (サーカディアンリズムを整える)
 ※頭痛日記をつけておくのをお勧めします!

どのタイプがご自分の頭痛タイプかわかりましたでしょうか。
次に簡単にストレスについて記載しておきます。

【ストレスと頭痛の解消法】

ストレスによる頭痛のセルフケアとして、「ストレスの原因を考えないようにする」ことなどが受動的な解消法にあたり、「寝る、人に相談する、愚痴る、好きな映画を見る、運動をする、習い事をする」などのように自発的な行動でストレスの解消をめざすことが能動的な解消法にあたります。
ストレスを上手く解消していくポイントはいつも同じ方法に頼るのではなく、ストレスマネジメントの引き出しを増やしていくことです。特に受動的な解消法ばかりの方は少しずつでよいので能動的な解消法にもチャレンジしてみましょう!

【質問となった人気の多いところでの頭痛の緩和方法を考えてみました】

上記のどの頭痛に当てはまるかを確認し、その上で合う対策を行ってください。
またそれとは別にですが、+αで私が行っていることをお伝えすると、人気の多いところでは物音や光が多い場所が非常に多いです。そこで頭痛が始まりそうと思うと結構なストレスがかかりますので、もし、ご友人が元気がなくなってきたら、「これは頭痛がはじまったのかな?」と気づいてあげて、聞いてみてあげてください。
「少し、頭痛するかな?」って、気づいてもらえるだけでも、すごく気持ち楽になれます。そこで、少し人混みのなかから抜け出すことも提案し、本人が大丈夫そうならその場で無理にはお勧めできませんが、離れて少し落ち着けるところで休ませてあげられたら、良いかなと思います!
酷い頭痛が始まった場合は内服薬を飲みましょう!

【ひどい頭痛の人は受診をお勧めします…】

私は初めの話に戻りますが、頭痛持ちで、大学の時には嘔吐ばっかりするようになり、看護師になってからも酷くて、病院へ受診したところ、来るのが遅いと怒られた覚えがあります。
余りにも、痛みを我慢しすぎてしまうと他の疾患が隠れていたりするかもしれません。長く頭痛が続いたり、月2回以上は片頭痛が続く場合は早く病院を受診しましょう。

【結論として】

1番お伝えしたいのは、頭痛はストレスで出やすいものだという事を理解しましょう!そして、環境や周囲の音、他の要因がある場合、出来るだけその場から離れて、頭痛が出そうなら早めに内服薬を飲んでしまいしょう。
痛みはない方が吉です!痛いからと市販薬を乱用してしまいますと、他の病気になる可能性もあるので用法要領を守りましょう。長期の服用は厳禁です。
そして、頭痛が続くなら早めに病院の受診を進めましょう!
再度お伝えしますがこの内容はあなたがどの片頭痛に該当するのか、そしてどの対処法があなたに合うのかを知る事が出来るかと思いますので、ご自身の頭痛はどれに当てはまるかをご友人に聞いてみてください!(※登録ユーザー様のなかでも症状に当てはまる人が居ればお試しください)
まずは、自分の頭痛対応を知り、自分に合った対策を知ること!
そして、自分の頭痛はいつ起きているかの日記をつけて、月に2回以上片頭痛が起きていて、生活に支障をきたすのであれば病院受診を進めていきましょう。
以上が質問の全体的な答えとなりますが、わからない部分もあるかと思うので、もしまたわからないことがあれば随時お答えしていきます!
どしどし、ご質問よろしくお願い致し致します!

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